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2025/09/13 21:48


皆さんこんにちわ!
セレクトショップGANKO高崎の長谷川です。
本日はINTÉRIM (インテリム)から久しぶりの新入荷がございましたのでご紹介いたします。
ついに25AW新作が到着いたしましたが、初回は大戦モデルデニムセットアップ、LVMH社デッドストック生地使用シャツです。
きれいめな印象の強いINTÉRIM (インテリム)ですが、実はデニムやベイカーパンツなど軍物の人気がとても高くそして有名です。
卸先は日本にとどまらず海外にもございます。世界的にも支持されているブランドです。
さっそくご紹介いたします。
このデニムジャケットかなり再現性が高く、デザイナーはかなりのヴィンテージ好きであることがモノだけで伝わりますね。。
まず初めに素材ですが国内⽼舗機屋の中で約40年の間作られ続けてきた、約15ozのヘビーオンス⽣機デニムを使用しております。
経⽷は緩めのテンションに、⼀⽅緯⽷を⾰新機では織ることができないほどの⾼密度にすることで、凹凸感のある⾵合いを表現しており
ワンウォッシュにより購入時から着用しやすい生地になります。
写真とともにディテールをご紹介。

LEVI'S 501XXの上着として⽣まれた通称“1st”モデルの中でも、第⼆次世界⼤戦時、仕様を最⼩限に抑えて⽣産された“⼤戦モデル”をモチーフに製作。
フロントの4つボタンは皆さんご存知でしょうが、大戦時物資がいきわたらず使用制限されたことからボタンの数を減らして作られておりました。

フロントは月桂樹の鉄ボタン、ポケットはフラップではなく生地を省いた仕様のポケットに。
そしてポケットはリベットにより補強。
イエロー主体のステッチですがオレンジステッチも随所に使用。

四⾓形にアレンジしたポケットには、⽇本での作り⼿がほぼいないレーヨン100%、平織のピスネームを付属


国内⽼舗機屋の中で約40年の間作られ続けてきた、約15ozのヘビーオンス⽣機デニム、内側に赤耳。



当時供給された⽣地⼱の都合から⼤きなサイズにのみ採⽤された“Tバック”仕様を踏襲


ここポイントです。。
バックルが鋭いため、なかなかここまで再現するメーカーはないのですが、なんとシンチバックにはユリバックルを使用。
ユリは権力などを意味するそうで大戦モデルに使用されておりました。
実物をみていただくととても鋭い、、けどかっこいい。
色々と調べましたが、復刻のデニムを購入してからこのユリバックルに変更する玄人な方もいるそうで、、、
ですがインテリムのデニムジャケットは購入時からこのユリバックルのため、わざわざ変更する必要がありません。
細かい部分ですがとてもかっこいいです。。

袖部分にも補強リベットを配置。
さっそく着用してみました!
175㎝65㎏ size4着用




気になるサイズ感ですが、ハイパービッグということで着用しやすいオーバーサイズになります。
ほどよいアメカジ感も残しつつけどトレンドライクなサイズ感になりますので、ゴリゴリは苦手という方にオススメです。
けどディテールはゴリゴリ。このアンバランス感が最高です(笑)
補足ですが、インテリムのデニムシリーズはよくあるデニム最終工程で処理をする、クリア仕上げや毛羽焼きをおこなっていないため良い意味で粗悪な表情、そして糸の飛び出しが多少ございます。
これらはB品ではなく、大戦デニムをできるかぎり再現するためにあえて最終工程を省いて製品化しております!
お次はデニムジャケットとセットアップ着用可能なデニムパンツをご紹介。
といいたいところですが、予想以上に文字数が多くなってしまいましたので、次のブログでご紹介いたします。。。
それではまた!