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2026/08/12 13:59

今回は、山内(Yamauchi)26AWから、新入荷となりました、個人的にも特におすすめしたい2アイテムをご紹介します。
セレクトしたのは、「ウォッシュドウールリネンツイル・ツナギパンツ」と、「ウールシャギー・スタンドカラーシャツジャケット」。

一見するとワイドスラックスのようにも見えるこちらのパンツですが、最大の特徴は、ツナギをウエスト部分で切り離したような独特のデザイン。
ミリタリーウェアとワークウェアの要素をミックスしながら、山内らしい美しいパターンと仕立てによって、カジュアルなデザインを上品に仕上げています。
ウエストはあえて大きく設定されており、共地のベルトで絞って着用する仕様。
そのためベルトを別途用意する必要がなく、ウエストの絞り具合によってシルエットにも変化をつけることができます。
さらに裾にはタブが付いており、絞ることでストレートに近いシルエットから、よりテーパードしたシルエットまで楽しめるのも魅力です。




尾州産地のウォッシュドウールリネンツイル
使用されているのは、尾州産地で製作されたウォッシュドウールリネンツイル。
タテ糸にはウール、ヨコ糸にはウールとリネンを交織し、さらにタンブラー仕上げを施しています。
リネンをウールの約2倍の太さに撚糸することで生地に独特の動きを持たせ、さらに水洗いによって自然なシワ感を加えています。
山内の毛織物といえば、綺麗な梳毛生地をイメージされる方も多いと思いますが、こちらはその中でも少し異質な存在感を持った素材。
生地そのものに表情があるため、シンプルなトップスを合わせるだけでもスタイリングが成立します。
セットアップもおすすめ
こちらは同素材の**「ウォッシュドウールリネンツイル・トレンチコート」**とのセットアップでの着用も可能。
もちろん単体でも非常に使いやすいのですが、上下で合わせることで素材の存在感がより際立ちます。
個人的にも、この少しクセのある生地感とツナギをベースにしたデザインに惹かれてセレクトしました。
175cm・65kgでサイズ2〜3を着用しています。
175cm65kg size2~3着用



裾タブを絞った状態









続いてご紹介するのが、ウールシャギー・スタンドカラーシャツジャケット。
こちらは今回の山内の中でも、特に素材の良さが際立っていた一着です。
大きめに設定されたサイズ感で、シャツやセーターの上からそのまま羽織ることができるシャツジャケット。
肉厚な生地を使用しながらも、あくまで「シャツ」というカテゴリーに収めているところが山内らしいアイテムです。
一般的なジャケットのように腰ポケットを両サイドに配置するのではなく、左胸にポケットをひとつだけ。
余計なディテールを加えないことで、素材そのものの魅力をしっかりと感じられる仕上がりになっています。

ネップウールシャギーの魅力
素材は尾州産地で製作されたネップウールシャギー。
山内では梳毛を中心とした毛織物が多い中、こちらはネップ入りの紡毛糸を使用して織り上げ、縮絨と起毛を施したウールシャギーです。
柔らかな毛並みと、複数の色が混ざり合ったようなベージュカラーが非常に美しく、素材そのものがスタイリングのアクセントになります。
派手なデザインではありませんが、近くで見るとネップや毛並みによる奥行きがあり、シンプルに羽織るだけでも雰囲気が出ます。
175cm・65kgでサイズ4を着用し、ほどよくゆとりのあるサイズ感です。
175cm 65kg size4着用






「シャツ」と「アウター」の間を楽しめる一着
このアイテムの面白いところは、シャツとしてもアウターとしても使えるところ。
室内で少し肌寒いときに羽織ったり、車で出かける際の軽いアウターとして使ったり。
肉厚な生地ですが、一般的なコートほど大げさではないため、日常の中で非常に使いやすいアイテムだと思います。
個人的には、山内のこうした「ありそうでなかった」アイテムに惹かれます。
今回はセットでのスタイリングがおすすめ
今回ご紹介した2アイテムは、どちらも素材感に特徴がありますが、セットで合わせても非常に相性が良いです。
ウォッシュドウールリネンツイルのパンツに、ネップウールシャギーのスタンドカラーシャツジャケット。
異なる素材を組み合わせることで、全体に奥行きが生まれます。
山内らしい丁寧な仕立てを感じながらも、どちらも「きれいに着なければいけない服」ではありません。
ワークやミリタリーをベースにしながら、素材とパターン、仕立てによって大人が日常的に楽しめる服へと落とし込まれている。
そんな山内らしさを感じられる2アイテムです。
ぜひ店頭で実際に袖を通して、素材感とシルエットをお試しください。


