MENU

BLOG

2026/09/27 21:17


皆さんこんにちは!

群馬県高崎市、上佐野町にあるセレクトショップのGANKO長谷川です。

本日は1920年代のワークウェアをベースに、OLD JOEが現代的に再構築した新型レザージャケット、PINKERTONのご紹介〇

OLD JOEを代表する素材のひとつでもある「PATINA HORSE-HIDE」を使用した一着です。


1920年代のワークウェアが持つ独特のディテールや空気感をそのまま再現するのではなく、現代のスタイルに馴染むよう細部を微調整しながら再構築。

カーブを描く襟のライン、ほどよく短めに設定されたクロップドレングス、袖と一体化したアームホールガセットなど、随所に当時の意匠を感じることができます。

一見するとカーコートを思わせる雰囲気もありますが、丈は長すぎず、身幅とのバランスも絶妙。

レザージャケットとしては存在感のあるデザインでありながら、着てみると意外なほど合わせやすく、ワーク感のあるスタイルはもちろん、スラックスなどを合わせて少しきれいめに着こなすこともできます。


OLD JOEを象徴するPATINA HORSE-HIDE

今回のレザーは、OLD JOEのシグネチャーマテリアルとも言えるPATINA HORSE-HIDE。

ざらつきのある手触りと、色むらのある豊かな表情が特徴の、ラフでワイルドな仕上がりのホースレザーです。

一般的なソフトホース系のレザーと比べても、あえて凹凸感を残した仕上げになっており、革そのものの表情をしっかりと感じることができます。

さらに、色合いや質感には一着ごとに微妙な違いがあり、それぞれが一点物のような個性を持っています。

そして、このレザーの魅力をさらに引き立てているのが、OLD JOE独自の味出し加工。

自然な経年変化を表現するため、幾度ものトライアンドエラーを重ねて完成させたオリジナルのレシピを用い、一着ずつ手作業で加工が施されています。

新品でありながら、すでに長い時間を過ごしてきたかのような奥行きのある表情。

ここまで作り込まれたレザーだからこそ、単純に「高級な革」というだけではない、OLD JOEならではの雰囲気を感じることができます。

裏地にはABRAHAM MOON & SONSのシェットランドウール

そして、個人的にこういう部分にも惹かれます。

裏地には、**1837年創業のABRAHAM MOON & SONS(アブラハム・ムーン&サンズ)**社の生地を使用。

イギリスでも数少ない、紡績からフィニッシングまでを一貫して行う名門MILLです。

今回使用されているのは、シェットランドウールを原料とした同社の定番素材。

英国羊毛らしいしっかりとした肉感と豊かな表情を持ちながら、見た目からは想像できないほど軽やかで、しなやかな着用感があります。

レザーの無骨さに対して、裏側には上質な英国ウール。

表から見える部分だけでなく、着用したときにしか分からないところまでしっかりと作り込まれているのが、このジャケットの魅力だと思います。



シルエットについて

ここ数年のOLD JOEのレザージャケットと比較すると、今回は身幅がややすっきりとしたバランス。

とはいえ、レザージャケットとして窮屈さを感じるようなフィットではありません。

175cm / 65kgの私が、

  • 38(M):ロンTEEを合わせて、ほどよくゆとりのあるフィット
  • 40(L):厚手のスウェットを合わせて、ゆとりのあるフィット

というサイズ感でした。

個人的には、レザーの存在感を活かしながら少しすっきり着るなら38、秋冬に厚手のインナーを重ねたり、よりリラックスして着るなら40という選び方が良さそうです。

175cm65kg size40(L)着用








【着用アイテム】

バイヤーズボイス

OLD JOEの新型レザージャケット、PINKERTON。

1920年代のワークウェアが持つユニークなディテールや空気感を、現代のバランスに合わせて微調整しながら再構築した一着です。

パッと見はカーコートっぽさもありますが、丈は長すぎず、絶妙なラインと身幅のバランス。

「ありそうで、探してみると意外にない」。

個人的には、そんなレザージャケットだと思っています。

普段ならあまり仕入れない形ではあるのですが、展示会で試着してから、なぜか頭から離れませんでした。

見た目にはしっかりとワークウェアの雰囲気がありながら、スラックスなどと合わせればきれいにも着られる。

なんだかんだで着用しやすいデザインですし、何より新型ということもあり、今回GANKOでもセレクトさせていただきました。

そして今回も、よりOLD JOEらしさを感じていただけるPATINA BROWNのホースレザー。

レザーそのものの表情、手作業による加工、1920年代のワークウェアを背景にしたディテール、そして裏地にまでこだわった素材使い。

すべてが組み合わさって、非常に完成度の高いレザージャケットに仕上がっています。

価格も決して気軽なものではありませんが、実際に手に取って、袖を通していただくと、その理由を感じていただける一着だと思います。

最高峰とも言えるOLD JOEのレザージャケット。

ぜひ一度、実際にその質感と着心地をご堪能ください。