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2026/10/06 14:20
皆さんこんにちは!
群馬県高崎市、上佐野町にあるセレクトショップのGANKO長谷川です。
今回ご紹介するのは、**INTERIM(インテリム)の「INDIA WOOL CLASSIC HERRINGBONE WITH LEATHER PIPING 2-TUCK STRAIGHT SLACKS」**です。
こちらは、インド製のクラシックなヘリンボーンツイードを使用した2タックのストレートスラックス。
実は僕自身、今シーズンかなり意識的にヘリンボーン生地のパンツを提案しているんですが、その中でもかなりお気に入りの一本です。
ヘリンボーンならではのクラシックな雰囲気がありながら、単純に「昔っぽい」「かっちりしている」というだけではない。
ミリタリーの機能美をベースに、現代的なラグジュアリーと、ほどよいこなれ感を加えたスラックスに仕上がっています。

■ ミリタリーのウールトラウザーズをベースにした端正なデザイン
まず、このパンツのベースになっているのが、軍士官の2タックウールトラウザーズ。
軍用のトラウザーズが持つ、端正で品のある佇まいをベースにしながら、INTERIMらしく細かなディテールまで非常に丁寧に作り込まれています。
フルレングスで裾までストンと落ちる、2タックのストレートシルエット。
股上やヒップを抑えることで、ワイドすぎず、かといって細すぎない、非常にバランスの良いシルエットになっています。
穿いたときの印象もすごく綺麗で、ミリタリー由来の機能美がありながら、しっかりとドレススラックスとして成立している。
このあたりのバランス感は、INTERIMが得意とするところだと思います。

■ 細かなディテールに宿るラグジュアリー
そして、このパンツは細部を見るとさらに面白いです。
前立てには、イタリア製LAMPO社のスリムジッパーを採用。
LAMPOは、イタリアの**Ditta Giovanni Lanfranchi S.p.A.**が展開するファスナーブランドで、その歴史は1887年まで遡ります。
ファッション向けのファスナーを世界的に展開しており、ファスナーの設計・製造まで含めた一貫した生産体制と、Made in Italyを特徴としています。
こういう見えにくい部分にも、しっかりと良いパーツを使っているんですよね。
さらにボタンには、厚みのある本水牛ボタンを採用。
そして個人的にこのパンツの大きなポイントだと思っているのが、レザーパイピングです。
ロゴ入りのマーベルト仕様に加えて、ベルト上端やポケット口にレザーパイピングを施しています。
ミリタリートラウザーズをベースにしているのに、こうしたレザーのディテールが入ることで、一気に高級感が増す。

決して派手なデザインではないんですが、穿いたときに「なんか普通のスラックスとは違うな」と感じさせてくれる部分だと思います。
ミリタリーウェアの機能美に、現代的なラグジュアリーを宿した一本。
まさにそんな仕上がりです。

■ インド製のクラシックなヘリンボーンツイード
そして、今回のパンツを語るうえで外せないのが、この生地。
インド製のクラシックなヘリンボーンツイードを使用しています。
INTERIMが新たにインドの現地機屋と直接交渉して製作した生地で、歴史的な背景もあり、現在でもインドにはイギリスのルーツを汲む質の高いウール機屋が存在しています。
そうした背景を持つ機屋で、旧式の織機を使い、時間をかけて織り上げています。
ヘリンボーン特有のクラシックな表情はしっかりとありながら、上質な原料と**ウール100%**にこだわることで、ウールらしい豊かな風合いと美しい光沢感を両立。
さらに、生地には独特のネップ感も見られます。
このネップが良いんですよね。
均一で綺麗に整えられた現代的な生地というよりも、少し不均一な表情が残っている。
それによって、ヘリンボーンのクラシックさがありながら、どこか肩の力が抜けた、こなれた雰囲気に仕上がっています。

■ ヘリンボーンなのに、きれいになりすぎない
ヘリンボーンというと、どうしてもクラシックで少しドレス寄りな印象を持つ方も多いと思います。
もちろん、このパンツにもそうした上品さはしっかりあります。
特に秋冬のスタイリングでは、ヘリンボーンの柄が入ることで全体に奥行きが出ますし、普通の無地のウールスラックスよりもスタイリングに高級感をプラスしてくれる。
大人っぽい雰囲気を作るのにもすごく使いやすい生地です。
ただ、この生地はきれいになりすぎない。
旧式の織機で時間をかけて織られたことで生まれる独特のネップ感や、ヘリンボーンツイードらしい素材感があるので、いわゆる「ドレススラックス」という感じになりすぎないんです。
この絶妙なこなれ感が、個人的にはかなり好きですね。
■ シルエットは2タックのストレート
シルエットは、股上やヒップを抑え、裾までストンと落ちる2タックのストレートシルエット。
クラシックなスラックスらしい端正さがありながら、今のスタイリングにも取り入れやすいバランスです。
僕は175cm・65kgでサイズ4を着用してジャストフィット。
サイズ5を選ぶと、よりゆとりを持って穿くことができます。
細身のパンツが主流だった時代のようなピタッとしたシルエットではなく、適度な余白がありながら、裾まで綺麗に落ちる。
このくらいのストレートシルエットは、ジャケットやコートなどの綺麗なアイテムとも合わせやすいですし、逆にレザージャケットやブルゾンなど、少しカジュアルなアウターの受け皿としても使いやすいと思います。
175cm・65kg size3着用



【着用アイテム】
175cm・65kg size4着用



【着用アイテム】
■ バイヤーズボイス
僕自身、今年かなりひたすらに提案しているのが、ヘリンボーン生地のパンツです。
そんな今の個人的なムードにもぴったりだったのが、このインド製ヘリンボーンツイードのスラックス。
ヘリンボーンって、やっぱりクラシックを感じられる生地なんですよね。
秋冬のスタイリングに取り入れるだけで、自然と高級感が出ますし、大人っぽい雰囲気も作りやすい。
でも、このパンツに関しては、ただクラシックなだけじゃない。
生地のネップ感もあって、きれいになりすぎず、ほどよくこなれている。
なので、周りと少し差をつけたい方にもかなりおすすめです。
というのも、街中でヘリンボーン生地のスラックスを穿いている方って、意外と少ないんですよね。
だから個人的には、これを穿いて街を歩いていると、なんというか……
「よし!」という気分になります(笑)。
こういう、他の人と被りにくいけど、決して奇をてらっているわけではない。
ちゃんとクラシックで、ちゃんと格好良い。
そういうパンツが個人的にはすごく好きです。
■ 今シーズンはINTERIMのパンツを多めにセレクトしています
そして今シーズンは、INTERIMのパンツを普段よりも多めにセレクトしています。
今回ご紹介したヘリンボーンツイードをはじめ、素材やシルエット、ディテールにそれぞれ違った魅力があるパンツが揃っています。
どれも本当に素晴らしいので、サイズが合うのであれば、個人的には2本買いもかなりおすすめです。
パンツって、トップスほどトレンドの影響を受けにくいですし、良い素材・良いシルエットのものを何本か持っておくと、スタイリングの幅がかなり広がります。
特に今回のようなヘリンボーンは、秋冬の主役としても、スタイリング全体を引き締める一本としても活躍してくれると思います。
■ まとめ
ということで今回は、INTERIM / INDIA WOOL CLASSIC HERRINGBONE WITH LEATHER PIPING 2-TUCK STRAIGHT SLACKSをご紹介しました。
軍士官の2タックウールトラウザーズをベースにした端正なストレートシルエット。
インドの現地機屋と製作した、クラシックなヘリンボーンツイード。
旧式の織機による独特のネップ感。
LAMPOのスリムジッパー、本水牛ボタン、そしてベルト上端やポケット口に施したレザーパイピング。
クラシックなミリタリーウェアをベースにしながら、素材とディテールによって現代的なラグジュアリーを加えた、INTERIMらしい一本です。
「クラシックなパンツが好きだけど、普通すぎるものはちょっと……」
という方には、ぜひおすすめしたいですね。
ヘリンボーンのスラックスをまだお持ちでない方にも、かなり面白い選択肢だと思います。
39,600円(税込)。
ぜひ店頭で実際に穿いて、この生地感とシルエットを体感してみてください。
それでは今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!


