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2026/10/10 00:29

群馬県高崎市、上佐野町にあるセレクトショップのGANKO長谷川です。
今回ご紹介するのは、product twelve(プロダクトトゥウェルブ)のLight Wool Nylon Puffer Jacketです。
天然素材と合成繊維、それぞれの良さを最大限に引き出した、軽量なパファージャケット。
product twelveの中綿ジャケットには、個人的にも絶大な信頼を寄せているのですが、今回の26AWシーズンは、ウールパイルボアを襟に採用した、やや無骨な表情が魅力の一着に仕上がっています。
ただ無骨なだけではなく、上品さも感じられる素材使いによって、大人が日常的に着やすいバランスにまとめられているのもポイントです。

■ 天然素材と合成繊維を組み合わせた、こだわりの素材
まず、このジャケットを語るうえで外せないのが、表地に使用されている超高密度のウールナイロンタフタ素材です。

超高密度ウールタフタナイロフィラメントと、ウールの特殊紡績糸を組み合わせることで、軽量性と強度を確保しながら、ウールならではの調湿性も持たせています。
ナイロンの持つ耐久性や軽さに、天然素材であるウールの機能性と風合いを掛け合わせる。
まさに、天然素材と合成繊維、それぞれの長所を活かした素材使いですね。
さらに、表面には撥水加工が施されているため、雨天時や湿度の高い環境でも快適に着用しやすくなっています。

そして、個人的に面白いと思ったのが、その表面の表情です。
高密度に織り上げられているにもかかわらず、見た目や手触りにはどこかエアリーな軽さがあります。
ナイロン由来の自然な光沢感と、ウールの糸が持つ不均一な表情が混在することで、均質になりすぎない奥行きのある生地に仕上がっています。

機能性だけを追求したスポーティーな素材とは違い、しっかりとファッションとしての表情がある。
この素材選びが、ジャケット全体の上品さにつながっていると思います。

■ ウールパイルボアの襟が生み出す、無骨な表情
今回のデザインで目を引くのが、襟部分に採用されたウール100%のパイルボアです。
ふっくらとしたボアの表情が、ジャケットに温かみと存在感を加えています。

パファージャケットというと、アウトドアウェアのようなスポーティーな印象を持つ方も多いと思いますが、この一着はウールボアの襟によって、少し無骨でクラシックな雰囲気も感じられます。
一方で、表地には上品な光沢感のあるウールナイロンタフタを使用しているため、ワークウェアやミリタリーウェアのように無骨になりすぎない。

この素材同士のコントラストが、今回のジャケットの大きな魅力ですね。
また、襟元はファスナーの上げ方によって表情を変えられます。

ファスナーを上まで閉めて立ち襟のように着るのはもちろん、少し下げて襟を折り返すように着用することも可能です。
着こなしや気温に合わせてアレンジできるので、スタイリングの幅も広がります。

■ 快適な動きを考えた、product twelveらしい設計
デザインだけでなく、動きやすさを考えた設計も、このジャケットの見逃せないポイントです。
脇下にはマチを設け、肘部分にはタックを入れることで、腕を動かした際の窮屈さを軽減。
さらに、脇下と肘の内側は中綿を抜くことで、生地が重なりすぎないように工夫されています。
中綿入りのアウターは、暖かさを確保する一方で、部位によっては生地の厚みが重なり、動きにくさにつながることもあります。
そうした部分にまで配慮することで、着心地と運動性を高めているんですね。
見た目のデザインだけでなく、実際に着用したときの動きまで考えられている。
こういった機能的なディテールに、product twelveらしいものづくりを感じます。
■ 中綿にはプリマロフトを採用
中綿には、軽量性と保温性を備えたプリマロフトを使用しています。
- 身頃:プリマロフト 100g
- 袖:プリマロフト 80g
身頃と袖で中綿の量を変えることで、保温性を確保しながら、着用時のバランスにも配慮しています。
表地のウールナイロン素材による軽さや機能性に加え、中綿による保温性も備えているため、秋冬のメインアウターとして活躍してくれそうです。
また、裾口にはスピンドルを配置。
シルエットの調整ができるだけでなく、裾を絞ることで冷たい風の侵入を抑える役割も果たします。
その日の気温やインナー、合わせるパンツのシルエットに応じて裾のボリュームを変えてみるのもおすすめです。







■ シルエット・サイズ感
サイズ感は、前年に展開されていたダウンジャケットと同様のバランスです。
175cm・65kgの私が着用した場合、
- サイズ2:ややゆとりのあるサイズ感
- サイズ3:ゆとりのあるサイズ感
という印象です。
サイズ2であれば、適度な余裕を持たせながらバランスよく着用でき、サイズ3ではよりゆったりとしたシルエットを楽しめます。
中に合わせる服や、好みの着用感に応じて選んでいただくのがよさそうです。




■ バイヤーズボイス
僕自身、product twelveの中綿ジャケットには絶大な信頼を寄せています。
機能性をしっかりと考えながら、単なるアウトドアウェアや防寒着ではなく、ファッションとして成立するデザインに仕上げてくるところが魅力なんですよね。
今回の26AWシーズンは、ウールパイルボアの襟が付いたことで、これまで以上に無骨さを感じられる仕上がりになっています。
ただ、表地には超高密度のウールナイロンタフタ素材を使用しているので、無骨なだけではなく、しっかりと上品さもある。
このバランスが、大人のためのジャケットという印象につながっています。
アウトドアブランドのダウンジャケットももちろん良いのですが、もう少しファッション性を重視したアウターが欲しい方には、ぜひおすすめしたい一着です。
素材の表情や襟元のデザインに存在感があるので、シンプルなパンツと合わせるだけでもスタイリングが成立しやすいと思います。
まだproduct twelveの中綿ジャケットをお持ちでない方はもちろん、今年の冬は少し違った雰囲気のアウターを取り入れたいという方にも、ぜひ注目していただきたいですね。
■ まとめ
今回は、product twelveのLight Wool Nylon Puffer Jacketをご紹介しました。
天然素材のウールと合成繊維のナイロンを組み合わせた、軽量性・強度・調湿性を備える超高密度タフタ素材。
ウール100%のパイルボアが生み出す、無骨で温かみのある襟元。
そして、脇下のマチや肘のタック、中綿の配置にまで配慮した、快適な着心地を支える設計。
機能性をしっかりと備えながら、素材の上品さとファッション性も楽しめるパファージャケットです。
「アウトドアウェアのような機能性は欲しいけれど、もっとファッションとして楽しめるアウターが欲しい」
そんな方に、ぜひ手に取っていただきたい一着です。
価格は85,800円(税込)。
ぜひ店頭で、素材の表情や襟元の雰囲気、そしてproduct twelveならではの作り込みを体感してみてください。
それでは今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!





