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2026/10/10 02:23




皆さんこんにちは!
群馬県高崎市、上佐野町にあるセレクトショップのGANKO長谷川です。


今回は、YASHIKI(ヤシキ)とGANKOによる別注アイテム、Shinsetsu Drivers Knitをご紹介します。

今回の別注は、色や素材を変更しただけの特別仕様ではありません。

私、長谷川のGANKOらしいこだわりをすべて形にするため、型から新たに製作した、完全当店仕様のドライバーズニットです。

「今シーズンはドライバーズニットが欲しい」

そんな何気ない思いつきから始まった企画ですが、素材、柄、シルエット、ディテールに至るまで、細かな要望をYASHIKIのデザイナーである矢舗さんに相談しながら、ひとつずつ形にしていきました。

YASHIKIらしい美しい編み柄と、GANKOが求める日常的な使いやすさ。

その両方を詰め込んだ、特別な一着に仕上がっています。



■ 静かな夜に、しんしんと降り積もる雪をイメージ

まず、このニットの魅力は、全面に施された繊細な編み柄です。

YASHIKIのニットは、日本の風景や季節の情景を編み柄で表現することが特徴ですが、今回のShinsetsu Drivers Knitも、そんなブランドらしい世界観を感じられるデザインになっています。

イメージしたのは、風もない静かな夜に、雪がしんしんと降り積もる情景。


全面に施された籠柄は、秋の実りや、地面に重なり合う落ち葉を連想させます。

そこに、雪の結晶をイメージしたY字の柄を組み合わせることで、音もなく降り続ける雪を表現しています。

実際に生地を見ていただくと、単純な総柄ではなく、編み地の凹凸によって柄が立体的に浮かび上がっているのが分かると思います。

プリントのように表面へ柄を乗せているわけではなく、編み方そのもので柄を表現するシングルジャガードニットを採用。

そのため、柄に自然な奥行きが生まれ、YASHIKIらしい繊細な表情を楽しめます。

一枚で着ても十分な存在感がありますし、アウターのインナーとして着用したときにも、フロントから覗く柄がスタイリングのアクセントになってくれます。



■ なぜ、今回ドライバーズニットを作ろうと思ったのか

ここからは、今回の別注について、少し個人的な話もさせてください。

何となく、今シーズンはドライバーズニットが欲しいなと思ったんですよね。

ただ、ウール素材のドライバーズニットも格好いいのですが、私自身の着用頻度を考えたときに、もう少し長いシーズンで使えるものが欲しいと思いました。

そこで選んだのが、コットン100%のニット素材です。

秋冬はもちろん、春先にも着用しやすく、インナーとしても一枚着としても活躍する。

せっかく作るのであれば、季節を限定せず、日常的に手に取っていただけるものにしたいと考えました。

そして、YASHIKIのインラインモデルにあった、雪の結晶をイメージしたY字の編み柄が個人的にとても好みだったんです。

この柄を活かしながら、単体でも主役になり、アウターの中に着ても映えるドライバーズニットにできないか。

そんな考えから、今回の企画がスタートしました。

当店で取り扱うニットのスペシャリストといえば、やはりYASHIKI。

だからこそ、既存モデルの色や素材を変更するだけではなく、こちらの要望をしっかりと反映できるよう、型から製作を依頼しました。

結果として、GANKOのこだわりを細部まで落とし込んだ、完全別注の一着が完成しました。

■ 柄物でありながら、幅広い方に馴染むデザイン

今回の別注では、柄の存在感を活かしながらも、できるだけ幅広い方に着ていただけるデザインを意識しています。

そのために、首まわりのリブや袖口のリブは、あえて柄を入れず、ブラックで統一しました。

全面に編み柄が入ったニットは、それだけで十分に存在感があります。

そこにリブまで柄を入れると、少し主張が強くなってしまう可能性もあります。

あえてブラックの無地に切り替えることで、全体の印象を引き締め、柄物でありながらも落ち着いた雰囲気に仕上げています。


【ベースとなった2型】


このバランスによって、デザイン性がありながらも、普段のスタイリングに取り入れやすい一着になったと思います。

また、両サイドにはポケットを配置。

こちらも、単純にポケットを付けるだけではなく、編み柄のデザインをできるだけ損なわないよう、脇のラインに自然に馴染ませた仕様になっています。

こうした細かな部分は、デザイナーの矢舗さんが全体のバランスを考えながら調整してくださったディテールです。

見た目の美しさと実用性を両立するために、細部まで気を配っていただきました。



■ YASHIKIらしい、着物をイメージしたシルエット

シルエットは、YASHIKIでは定番となっている、着物のパターンから着想を得たゆったりとした設計です。

肩が自然に落ち、身体を柔らかく包み込むようなシルエットが特徴。

ドライバーズニットというと、身体に沿ったシャープな印象のものもありますが、こちらはリラックスした雰囲気で着用できます。

インナーにシャツやカットソーを合わせても窮屈になりにくく、アウター感覚で羽織ることもできます。

さらに、フロントはダブルジップ仕様。

上下の開き具合を調整できるので、インナーを見せたり、裾に動きを出したりと、着こなしに合わせてアレンジが可能です。

一枚で着たときはもちろん、コートやジャケットのインナーとしても活躍する、汎用性の高いシルエットに仕上がっています。


■ 通常よりも多くの糸を使用した、密度の高いコットンニット

今回の別注では、素材にもこだわりました。

使用しているのは、コットン100%のニット素材です。

40番手の綿糸を2本撚り合わせ、その糸をさらに4本取りにして、12ゲージの編み機で編み立てています。

通常よりも多くの糸を使用しているため、編み目がしっかりと詰まった、密度の高い編み地に仕上がっています。

コットンニットというと、軽く柔らかなものをイメージする方も多いかもしれませんが、こちらはギュッと目が詰まった、しっかりとした生地感が特徴です。

もちろん、ただ厚みを持たせることが目的ではありません。

全面に施された複雑な編み柄を美しく表現しながら、日常的に着用できる安定感のあるニットに仕上げること。

そのために、糸の本数や編み立て方まで考えられています。

そして、柄を後からプリントしたり貼り付けたりするのではなく、編み地そのもので柄を表現しているため、素材そのものの立体感も楽しめます。

ジッパーには、滑らかな開閉に定評のあるYKK製を採用。

日常的に何度も開け閉めする部分だからこそ、こうしたパーツ選びも大切ですね。



■ コットン100%だから、長いシーズン楽しめる

今回、ウールではなくコットンを選んだのは、できるだけ長いシーズン着用していただきたいという思いがあったからです。

秋冬はアウターのインナーとして、春先には軽い羽織りとして。

気温やスタイリングに合わせて、さまざまな使い方ができるのがコットンニットの魅力です。

また、ご自宅でのお洗濯が可能なのも嬉しいポイント。

ニットはお手入れが難しいというイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、日常的に着用するものだからこそ、扱いやすさにもこだわりました。

もちろん、洗濯の際は製品に付属する洗濯表示に従い、形を整えてお手入れしていただくのがおすすめです。

デザイン性だけでなく、着用する頻度やお手入れのしやすさまで含めて、長く付き合っていけるニットを目指しました。


■ GANKO別注 JB JACKETとの組み合わせもおすすめ

今回の別注を製作するうえで、もうひとつ意識したのが、同じ26AWシーズンに展開するCCU / GANKO Exclusive JB JACKETとの相性です。

▼ CCU / GANKO Exclusive JB JACKET
https://ganko.base.ec/items/138727143

このジャケットのインナーとしても使いやすいドライバーズニットにしたい、という考えがありました。

ジャケットの中に着ても柄が映え、首元や裾から見えるブラックのリブが全体を引き締めてくれる。

もちろん、今回のドライバーズニットは単体でも主役になるデザインなので、Tシャツの上から羽織るだけでもスタイリングが成立します。

ほかにも、ロングコートのインナーに合わせたり、シャツの上から重ねたりと、さまざまな着こなしを楽しんでいただけます。

柄の存在感がありながら、ブラックのリブや落ち着いたシルエットによって、合わせるアイテムを選びすぎない。

一枚で着ても、レイヤードしても活躍してくれるのが、この別注の魅力です。






■ バイヤーズボイス

今回のShinsetsu Drivers Knitは、私の要望をかなり詰め込んだ一着になりました。

今シーズン、ドライバーズニットが欲しいと思ったこと。

ウールではなくコットンにすることで、できるだけ長いシーズン着られるようにしたこと。

そして、YASHIKIの編み柄を活かしながら、一枚でもインナーでも映えるデザインにしたこと。

細かな要望を挙げれば、まだまだあります。

ただ、今回の別注は、単純に私の要望を形にしただけではなく、矢舗さんがそれぞれのディテールを調整し、全体のバランスを整えてくださったからこそ完成したものだと思っています。

特に、首元や袖口のリブをブラックにしたことや、柄の邪魔をしないようにポケットを脇へ馴染ませたところなど、実際に製品として仕上がったときの完成度には、私自身とても満足しています。

柄物が好きな方にはもちろんおすすめですし、普段は無地のニットが多い方にも、ぜひ手に取っていただきたいですね。

デザインにはしっかりと個性がありますが、コットン素材で、シルエットもゆったりとしていて、使い方も幅広い。

年齢や世代、性別を問わず、さまざまな方に愛用していただけるニットになったと思います。

GANKOらしいこだわりを詰め込みながら、日常の中で自然と手に取っていただける一着。

ぜひ長く着込んで、楽しんでいただきたいです。


■ まとめ

今回は、YASHIKI / GANKO Exclusive Shinsetsu Drivers Knitをご紹介しました。

静かな夜に降り積もる雪をイメージした、YASHIKIらしい繊細な編み柄。

40番手のコットン糸を贅沢に使用し、密度の高い編み地に仕上げたコットン100%の素材。

着物のパターンから着想を得た、ゆったりとしたシルエット。

そして、ブラックのリブや脇に馴染ませたポケットなど、柄の美しさと日常の使いやすさを両立させるための細かなディテール。

今回は色や素材を変更しただけではなく、型から新たに製作した、GANKO完全別注のドライバーズニットです。

一枚で主役として着るのはもちろん、ジャケットやコートのインナーとしても活躍し、秋冬から春先まで長いシーズン楽しんでいただけます。

「YASHIKIらしい柄を楽しみながら、日常的に着られるドライバーズニットが欲しい」

そんな思いを形にした、GANKOならではのスペシャルな一着です。

価格は49,500円(税込)。

2026年10月11日(日)13:00より販売開始となります。

ぜひ店頭で、編み柄の立体感や密度の高い生地感、そして細部までこだわった別注ならではの仕上がりを体感してみてください。

それでは今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!