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2025/04/12 15:31


皆さんこんにちわ!

GANKO高崎の長谷川です。

本日はデニムラバーなら一度は聞いたことがあるブランド、INTÉRIM(インテリム)

その中でも、ヴィンテージに対するリスペクトと現代的な再構築が見事に融合した2本のデニムパンツをご紹介します。





徹底した1947年の“XX”へのオマージュ

INTÉRIMの中でもとりわけ注目を集めているのが、この1947年のXXモデルをモチーフにした1本。
実在したヴィンテージジーンズからシルエットや仕様を忠実にトレースし、深い股上とゆるやかなテーパード感を持つストレートラインに仕上げられています。

細部にも抜かりはなく、

  • 長めのクインチステッチ

  • 山高で太めのベルトループ

  • レーヨン製片面ピスタブ

  • 鉄製のオリジナルボタン(特殊メッキ加工)

と、ディテールだけでご飯3杯いけそうなレベルのこだわりっぷり。

素材は14ozのヘビーウェイトセルビッチデニム。国内の老舗機屋で織られ、40〜50年代のXXを思わせる“色が抜けきったボロ感”を再現すべく、削り・ブリーチ・オーバーダイなどの加工をミックス。一見ユーズドでも、そこに宿る技術と美意識は本物です。








私が175㎝65㎏でサイズ4を着用しており、ウエストとレングスジャストで着用しております。


日本人向けに考えられて作られたシルエットのため、メンズはもちろんのこと女性のお客様でも着用可能です。


当店でも実際に女性のお客様からの購入もございました。




"初期型ベイカー"を、デニムで再構築

続いては、1950〜60年代のミリタリーベイカーパンツをデニムで表現した1本。
素材には、ムラ糸ならではの表情豊かな9.5ozミドルオンスデニムを採用。ほどよく軽く、春夏シーズンにも心地よく穿けるのが魅力です。


ディテール面では、

  • 大ぶりのフロントパッチポケット

  • フラップ付きバックポケット

  • 両サイドのアジャストタブ

  • カン留め補強でタフさをプラス

  • インシーム・アウトシームは2本針の環縫いで、穿くほどに美しいパッカリングが出現

加えて、バイオウォッシュによって味わい深い色落ちと風合いが引き出されており、穿き始めからすでにこなれた印象に。




私が175㎝65kgでサイズ5を着用してややウエストに余裕があります。


レングスはウエスト位置で調整可能ですが、画像をみるとワンクッション入っている感じです。


■ まとめ:育てる楽しさと、完成された美学

INTÉRIMのデニムは、単なる“再現”ではなく、ヴィンテージの空気感と現代的な解釈を絶妙に融合させた逸品ばかり。

  • 無骨な中にも品のある「1947XX」

  • 軽やかでミリタリー感ある「ベイカー」

どちらも異なる魅力がありながら、共通するのは“履き込むほどに完成されていく”という哲学。

デニムに物語を求める方にこそ、ぜひ一度試していただきたい2本です。


どちらも在庫は残りわずかですので、是非チェックしてみてください!