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2026/03/08 22:51

みなさんこんにちは!

セレクトショップGANKO高崎の長谷川です。

今回は、日本の伝統技術と現代の服作りが融合した一着、
**山内 の「流し染めコットンキュプラツイルシャツ スタンドカラー」**をご紹介します。

有松絞りという伝統的な染色技法を取り入れながら、ブランド独自のパターン設計によって仕立てられた、他にはない存在感を持つシャツです。



山内ならではの独自パターン「ゼットスリーブ」

このシャツの大きな特徴のひとつが、ブランド独自のゼットスリーブ仕様

前袖と後袖の付け位置をずらすことで、袖のラインが「Z」のように見えることから名付けられました。
このパターンによって肩周りの可動域が広がり、非常にストレスの少ない着心地を実現しています。

さらに肩ヨークを設けない構造にすることで、よりリラックスした着用感に。

一般的な洋服のパターンは左右対称で作られることがほとんどですが、
山内のシャツは数ミリ単位で左右非対称に設計されています。

これは着用時の美しいシルエットを追求するための設計で、
特に台衿のボタンを閉めた際に、最も綺麗に収まるよう計算されています。


有松絞りによる唯一無二のテキスタイル

素材には、遠州産地で作られたコットンキュプラツイルを使用。
薄手で肌あたりが良く、軽やかな着心地が特徴の生地です。

この生地に施されているのが、愛知県の伝統工芸である
**有松絞り**による「流し染め格子絞り」。

通常の格子絞りをアレンジし、流れるような不規則な模様を表現したオリジナルの絞り技法です。

生地を着分の状態で手絞りして染めるため、
プリントでは表現できない、一発勝負の柄が生まれます。

そのため、すべてのシャツが一点一点異なる表情を持つ、
まさに世界に一つのアイテムとなっています。

伝統工芸を未来へ繋ぐ取り組み

山内の拠点でもある愛知県には、絞り染めで栄えた町「有松」があります。
ブランドでは創業当初から、有松の絞り職人と共に様々な技法の可能性を探り続けています。

しかし、日本各地の伝統産地と同様に、
有松絞りも後継者不足という問題に直面しています。

現在では職人の数も年々減少しており、
この技術を扱える人はごくわずかになっています。

山内では、こうした素晴らしい伝統工芸の美しさや楽しさを少しでも多くの人に伝えたいという思いから、
毎シーズン必ず有松絞りを取り入れたアイテムを提案しています。

江戸時代から続く歴史を感じながら、
その瞬間にしか生まれない模様を楽しめるのも、このシャツの魅力です。


175㎝65㎏ size4着用

着心地とシルエット

175cm / 65kgでサイズ4を着用してジャストサイズ。

前側のアームホールは通常の袖ぐり位置に設定されているため、
正面から見た印象はカジュアルになり過ぎません。

一方で、後ろ側のアームホールはドロップさせており、
腕の可動域を大きく確保した動きやすいパターン設計になっています。

「ラフすぎず、きちんと見える」
その絶妙なバランス感覚も山内らしいポイントです。

世界に一着だけの表情

職人の手仕事によって生まれる模様、
ブランド独自のパターン設計、
そして日本の伝統技術。

そのすべてが融合したこのシャツは、
同じものが二つと存在しない特別な一着です。

日本のものづくりの魅力を感じられるアイテムとして、
ぜひ手に取ってみてください。


【着用アイテム】