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2026/05/09 22:26
眼鏡というより、もはや“作品”。
今シーズンのkearnyは、そんな言葉がしっくりくるラインナップでした。
クラシカルな空気感を持ちながら、どこか現代的。
ヴィンテージ眼鏡をベースにしつつも、単なる復刻では終わらない。
素材使いやディテール、そして掛けた時の空気感まで含めて、“kearnyらしさ”を感じるモデルが揃っています。
今回はその中から、個人的にもかなり惹かれた3型をご紹介します。
まずはこちら。

「dearie」
ジェローム・カーンが作曲した楽曲をテーマに製作されたモデルで、“名曲を眼鏡でカバーする”という発想から生まれた一本。
このコンセプトだけでもかなり惹かれるんですが、実物の雰囲気が本当に素晴らしいです。
太めのセルフレームでクラシカルな印象はありつつ、どこかモダンな空気感もある。
ヴィンテージ眼鏡から抽出されたディテールが、絶妙なバランスで落とし込まれています。
セルロイド特有の艶感や奥行きのあるブラックの色味もかなり魅力的。
さらにノーズパッドにはβチタンを採用しているので、経年劣化しにくく、長く愛用できる仕様になっています。
kearny独自の“ツードット”ディテールも健在で、細かな部分まで抜かりない一本です。
あまりこういったことは言いたくないですが、あのキングヌーン常田氏も着用したことで人気を博したモデルです。










続いて、「nupuri」。
こちらは北海道・洞爺湖を訪れた際に得たインスピレーションから生まれたモデル。
柔らかな曲線を描くハーフリムデザインが特徴で、洞爺湖に浮かぶ中島のシルエットを表現しているそうです。
このモデル、かなり上品です。
丸みのある柔らかな雰囲気がありながら、フレーム上部の直線が程よく効いていて、顔周りをすっきり見せてくれます。
サイズ感もややコンパクトなので、女性の方にもかなりおすすめ。
クリアグレーのフレームにブラウンレンズの組み合わせも絶妙で、スタイリングに自然に馴染みながら、しっかり雰囲気を出してくれます。
カジュアルにもドレスにも振れる万能な一本ですね。











そして最後、「Konide-8」。
個人的には今回かなり新鮮に感じたモデルです。
円錐形の成層火山、“コニーデ火山”から着想を得ていて、富士山や赤城山のシルエットをデザインに反映。
細身の楕円形フォルムが特徴で、軽やかさとシャープさのバランスが本当に美しい。
特にブリッジやヨロイ部分のラインが秀逸で、山の輪郭を思わせるようなディテールになっています。
柔らかさの中に凛とした空気感があって、シンプルなんですがかなり印象に残る一本。
製作は鯖江の職人・丹羽雅彦氏が手掛けており、掛け心地も非常に良いです。
ホールド感がしっかりありつつ、ストレスを感じにくいフィット感なので、普段眼鏡を掛け慣れていない方にもおすすめできます。








今回のkearnyは、単純に“おしゃれな眼鏡”というより、背景やストーリーまで含めて楽しめるコレクションだなと感じました。
素材、設計、コンセプト。
その全てにしっかり意味がある。
だからこそ、掛けた時に他にはない空気感が生まれるんだと思います。
気になる方はぜひ店頭、オンラインでチェックしてみてください。
それではまた。


