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2026/09/13 21:48

個人的に今シーズン、なんとなく気分だったのが、こういったウールリネンの素材感。
そこに山内らしいエッジの効いた仕立てを組み合わせた、雰囲気抜群のロング丈トレンチコートです。
一見すると、程よくカジュアルで気負わず羽織れるコート。
ですが、細部まで見ていくと、一針一針が生地に食い込むように走るステッチや、山内ならではのシャープな仕立てが随所に感じられます。
素材のラフさと仕立ての緊張感。
この相反する要素が、非常に山内らしい一着だと思います。

ロング丈のトレンチコートらしい、ゆとりのあるシルエット。
肩や身幅には程よく余裕を持たせているため、インナーにニットやスウェットなどを合わせても窮屈になりにくく、スタイリング次第で長いシーズン着用をイメージできます。
仕様は軽快な半裏仕立て。

コートとしてしっかりと存在感がありながら、総裏のロングコートほど重たく感じにくいのも魅力です。
春先や秋口にはシャツやカットソーの上から、気温が下がってくればニットやジャケットなどを重ねることで、季節に応じた着こなしを楽しめます。
そして、このコートの面白さは、見た目だけでは伝わりきらないところ。
ウォッシュ加工を施したウールリネンツイルによって、全体としては荒々しくカジュアルな印象に仕上がっています。
そのため、あまり構えず、日常的にガシガシ羽織っていただきたいコート。
一方で、細部に目を凝らすと、山内特有のステッチワークやエッジの効いた仕立てがしっかりと存在しています。
ラフなのに、どこか緊張感がある。
このバランスが、このコートの大きな魅力だと思います。

ウォッシュドウールリネンツイル
表地には、尾州産地で製作されたウォッシュドウールリネンツイルを使用。
タテ糸にウール、ヨコ糸にウールとリネンを交織し、さらにタンブラー仕上げを施しています。
特徴的なのは、リネンをウールの約2倍の太さに撚糸していること。
これによって生地の表情に動きが生まれ、そこへ水洗いを施すことで自然なシワ感を加えています。
山内というと、どちらかというと美しく整った梳毛生地を使用したアイテムをイメージする方も多いと思います。
そんな山内のテキスタイルの中では、かなり異質な存在感を放つ毛織物。
ウールの持つ柔らかさや温かみだけではなく、リネン特有のドライな質感や不均一な表情が加わることで、非常に雰囲気のある生地に仕上がっています。
綺麗すぎない。
でも、ただラフなだけでもない。
この絶妙な素材感が、トレンチコートというクラシックなアイテムに良い抜けを作ってくれています。

2plyキュプラ×コットン
裏地には、富士吉田産地で製作された2plyキュプラ×コットンを採用。
こちらは山内の秋冬アイテムには欠かせないテキスタイルのひとつです。
裏地には滑りの良さが求められるため、高級裏地としてキュプラが使用されることが多いですが、一般的なキュプラは非常に柔らかく、ドレープが出やすいもの。
そこで山内では、タテ糸にキュプラの双糸を使用し、従来のキュプラが持つ柔らかさを抑えています。
さらにヨコ糸にコットンを織り込むことで、張り感と力強さをプラス。
表地の男らしいウールリネンにも負けない存在感を持ちながら、裏地として必要な滑りの良さも兼ね備えています。
機能性と耐久性の両方を考えた、他にはなかなかない裏地です。

トレンチコートらしい、ゆとりのあるサイズ感。
ロング丈の存在感がありながら、身幅や肩周りに適度な余裕があるため、インナーを選びにくいシルエットです。
175cm / 65kgの私で、サイズ4を程よくゆとりを持って着用できます。
シャツやカットソーだけでなく、厚手のニットやジャケットなどをインナーにしたレイヤードもおすすめです。
175cm / 65kg size4着用





SETUP
こちらの商品は、同素材の**「ウォッシュドウールリネンツイル・ツナギパンツ」**とセットアップで着用することができます。
トレンチコート単体でも十分に雰囲気のあるアイテムですが、同素材のパンツと合わせることで、より素材の存在感が際立つスタイリングに。
ウールリネンの荒々しい表情とロング丈のトレンチコート、そしてツナギパンツという組み合わせは、山内らしい独特の空気感を楽しんでいただけると思います。
セットアップでの着用もぜひおすすめしたいです。




ATTENTION
洗濯:ご自宅での手洗い・ドライクリーニング
素材の特性上、洗濯や着用によって風合いやシワ感に変化が生じる場合があります。
BUYER’S VOICE
なんとなーく、今シーズンはウォッシュドウールリネンツイルのような生地感が気分で。
そんな中で、この雰囲気抜群のロング丈トレンチコートに惹かれました。
僕の中でトレンチコートって、かなり安易なイメージなんですが、**「着ておけばすべてがかっこよくなる」**みたいなところがあるんですよね。笑
そして、このコートはまさにそれを体現してくれる一着だと思っています。
トレンチコート自体はクラシックなアイテムですが、ウォッシュドウールリネンツイルを使うことで、ほどよくカジュアルな雰囲気が加わっています。
そのおかげで、あまりシーンを選ばずに気軽に着られる。
個人的には、こういう「ちゃんとしたコートなのに、気を遣わず着られる」というバランスがかなり好きです。
もちろん山内なので、ただカジュアルなだけではありません。
生地に食い込むようなステッチや、エッジの効いた仕立てなど、細部を見ていくとしっかりと山内らしさがある。
素材は荒々しいのに、仕立てはシャープ。
このギャップが非常に良いんですよね。
そして、個人的にはウォッシュドウールリネンツイル・ツナギパンツとのセットアップでの着用をかなりおすすめしたいです。
コート単体でももちろんかっこいいですが、上下で素材を揃えることで、この生地の持つ存在感がさらに際立ちます。
「なんとなくコートを着たい」という日にも、「今日はしっかり洋服を楽しみたい」という日にも使える。
そんな懐の広さを持った一着だと思います。
トレンチコートが好きな方はもちろん、いわゆる綺麗なトレンチとは少し違ったものを探している方にも、ぜひ一度袖を通していただきたいコートです。


